Q&A

当事務所に寄せられる質問のうちよく寄せられるご質問についてご紹介しています。
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iMachiningについて

iMachiningとは何ですか
「速く」「安全に」をコンセプトに開発された、2次元3次元荒加工ツールパス作成CAMシステムです。
国際特許技術により自動算出された切削条件と独自のツールパスにより、高速で、低負荷な加工を実現できます。
iMachining加工に適した工具は何ですか
高速加工を実現する為に、工具の振れ精度が要求されます。
そのため、ソリッドタイプの「フラットエンドミル」「ラフィングエンドミル」「ラジアスエンドミル」を推奨します。
スローアウェイタイプの工具での最適な条件の算出については、現在開発中です。
ホルダについても、高精度・高剛性のものを使用されることをお勧めします。
iMachining加工に適したワーク材質はなんですか
金属全般の加工に適しています。
セラミック・ガラス等については、現在検証中です。
iMachining加工に適した加工形状はなんですか
広い領域を荒加工するのに適しています。
幅の狭い溝加工等は、十分な効果が得られない場合があります。
また、工具突出し長が長くなるような場合は、「加工レベル」を下げる必要があります。
iMachining加工をする際に留意する点はなんですか
工具ホルダの振れ精度・ワーク取り付け精度に留意する必要があります。
また、高速加工を実現する為、切粉の排出に十分留意する必要があります。
iMachiningでどれくらい加工が早くなりますか
様々な要因により違いがありますが、加工時間が70%~80%ほど短縮された事例もあります。
「導入事例」「加工事例」をご参照ください。

その他

切削条件はどの様に算出されますか
「工作機械」「切削工具」「ワーク材質」「加工形状」それぞれの特性を入力することにより、独自アルゴリズムにより「主軸回転数」「送り速度」「切込量」を自動算出します。
通常のCAMでは考慮されない「工作機械の主軸の動力性能」「工具のねじれ角度」「ワーク材質の引張強度」も加味されますので、「汎用的に使用するための切削条件」ではなく、実際の加工に最適な切削条件が算出されます。
「加工レベル」設定とはなんですか
実際に切削するにあたり、上記の以外の「工具突出し長」「ワーククランプ状況」「素材独特のばらつき」「工作機械の経年劣化」などの、数値化しづらい要因に対し、テクノロジーウィザード内のスライダーを調整することにより、「加工レベル1」から「加工レベル8」まで、切削条件の調整が出来るようになっています。
誰でも「高速」「高能率」なツールパスが作成できますか
テクノロジーウィザードにより、熟練の方からCAM初心者の方まで、どなたでも簡単に作成できます。
通常のCAMでは、切削条件の設定は、加工技術の知識を要しますが、iMachiningでは、自動算出された切削条件に基づいた加工データをそのままご利用いただけば、「高速」「高能率」の加工が実現できます。
古い工作機械でも利用可能ですか
工作機械の特性を入力するため、ご利用頂く工作機械に適した切削条件を算出します。
ただし、加工プログラムを非常に細かく出力するため、実際の切削動作はデータバッファの容量に依存します。
テスト加工はどの様に実施されますか
実務での効果を体感していただく為、お客様にてご使用中の工作機械でのテスト加工をお勧めいたします。
また、お客様のご都合に応じて、弊社岐阜テクニカルセンターでの実施も対応いたします。
詳しくは、弊社担当までお問い合わせください。